
日本と外国では、コンプレックスの種類が異なります。
特に日本人は見た目のコンプレックスを持つ方が圧倒的に多いですが、海外ではどうなのでしょうか。
今回は、国別コンプレックスの違いについて解説していきます。
日本人は自己肯定感が極端に低く、容姿にコンプレックスを持っている男女が多いです。
しかし、他国ではそもそもコンプレックスなんて無い!という人が多い国もあります。
今回は国別の、コンプレックスの違いについて紹介します。
日本人は自己肯定感が低く、褒められても「とんでもないです」「そんな事無いです」と謙遜しがちです。
実際に「可愛いね」「かっこいいね」と言われて素直に「ありがとう」と言える日本人は、多くないですよね。
一方、欧米人は自己肯定感が高く、何に対してもポジティブ思考でいれるのが特徴です。
「自分には長所がある」「自分に満足している」という欧米人は多く、これは文化的背景が異なることが一つの理由だと考えられます。
欧米人は幼少期から、自分に自信を持って他人に負けないように自己主張できるよう育てられるのです。
しかし、自分勝手な主張を押し通すと社会に適応できない日本では、思いやりや自分勝手な言動はせず協調性を身につけるよう育てられます。
子供なりに周りの気持ちを考えて行動できる子が多いですが、大人になると謙遜したり自己主張が苦手な性格に成長したりするのです。
多くの日本人は「自分には価値がある」という項目にはチェックを入れず、「私はだめな人間だ」という項目にはチェックを入れます。
これは、自分よりも相手を尊重する姿勢や、克己心を重んじている姿勢があることが考えられます。
コンプレックスを感じ始める時期は人それぞれですが、幼い頃から受ける影響は自己肯定感に大きく影響していると言えるでしょう。
日本は他国に比べて容姿に厳しく、広告などに使われるモデルも美男美女が多いですよね。
一般人を宣伝に起用する場合は、少しでもよく見せるために加工処理が施されることも。
そして、日本人は平気で他人を「ブス」「デブ」と貶す人もいます。
YouTubeやTVなどで堂々と人の容姿を差別して爆笑できるのは、世界中で日本だけと言われているのです。
一例ですが、とあるTVに歌手のアリアナ・グランデさんがゲスト出演したときに、MCがお笑い芸人に対してある怪物キャラクターに似ているといじるシーンがありました。
その際に、アリアナ・グランデさんがドン引きしているような表情をしていたのがいい例です。
人を容姿で差別することは、世界中どこにでも存在します。
しかし、日本のように公の場で笑いのネタにするような国は、数少ないのです。
他国では「人と違うことは魅力的」と、その人の個性だと捉えられます。
一方、日本では協調性を大切にする人が多く、人と違う所があれば否定をするのです。
日本の女性の多くは、下半身にコンプレックスを持っています。
なかでも「お尻が大きくて悩んでいる」という女性が多いですが、海外では「お尻が大きい=モテる」のです。
ほかにも日本人には「たらこ唇」をコンプレックスに感じる方もいますが、海外では「なんてセクシーな唇なんだ」と褒められます。
このように日本ではコンプレックスに思うようなことが、海外ではモテる女性の特徴になったりもするのです。
日本人は自分を必要以上に過小評価して、周りにも厳しい人が多い傾向にあります。
自分の外見に自信があってもなくても、自分の見た目が好きだと言える環境の日本でありたいですよね。
せめてこの記事を読んでくださっている方だけでも自分自身、そして他人の容姿への言及はさけて、ポジティブに考えられるよう努力してみて下さい!